2024
ルシファーという響きに、 あなたは何を感じますか？ 切なさ、哀しみ、痛み、嘆き…… スピリチュアルな人の中に、 ルシファー好きが多いのはなぜでしょう？ 宇宙の歴史の中で、ある意味、 悲劇の骨頂ともいえるルシファーは、 この地球上で最も謎めき、 また誤解を受けている存在でもあります。 その真の姿と事実を知ることで、 私たちの意識は二元を超越し、 大きく統合へと向かうことでしょう。
英語で悪魔を指す言葉には、 Ｓａｔａｎ（ サタン）、Ｄｅｖｉｌ（デビル）、 ｄｅｍｏｎ（デーモン）があります。 サタンは悪魔の長で、デーモンはその手下、 デビルは鬼や悪霊という意味もあります。 また、キリスト教圏でいう 悪魔という言葉には、 「神と敵対する」という概念が 含まれるのが特徴です。 そのサタンと同一視されているのが、 ルシファーなのです。 ルシファーとは「L u c i f e r」の 英語読みで、 もとは「明けの明星」「光を掲げる者」を 指すラテン語、 ルシフェル、ルキフェルと発音しました。 光を掲げる者が、 なぜ悪魔になってしまったのか？ 宗教界・スピリチュアル界での ルシファーの物語は、 おおよそ次のようなものです。
美しい大天使の長であったルシフェルは、 あるとき、“自分も創造主（神）と 同じことができる” として 神に反逆し、天使たちの約半数を 引き連れて堕天使の長になりました。 こうして、宇宙中は光（天使）軍と 闇（堕天使）軍に分かれて宇宙戦争が勃発。 最後は、ルシファーの双子である 大天使ミカエルの剣によって、 光軍が闇を封じることができました。 その後、宇宙裁判にかかった ルシファーを更生させる場所として、 どの惑星も躊躇していたところ、 唯一、地球だけが名乗りを挙げます。 しかし、地球に来たルシファーは、 神の似姿として創られた人間に嫉妬し、 魔界に身を置きつつ 人間の意識を操って悪の道へと誘導。 悪魔となったルシファーは、人間どうしを 争わせ、多くの命を奪いますが、 これは、人間をこよなく愛する 神への復讐なのでした。 しかし、目醒めの時を迎えたいま、 自らを反省したルシファーは 地球を離れて光の同胞団のもとへ旅立ち、 もとの大天使ルシフェルへと復活中 （あるいはすでに復活している）といいます。
そして、私たちスピリチュアリストは、 次のような見識も得ています。 悪魔とは、私たちの内面の闇を映すために、 また魂を成長させるために その役を演じてくれていた、 神の代行者である。 私たちがそれに気づいたとき、 悪魔は役目を終えて光に還ると――。 今回の特集は、これらの概念を覆し、 認識を大きく一新する爆弾級の内容です。 世界で初めて、史上初めて明かされる、 誰も知らないルシファーの真実。 それに付随して、 悪魔という存在は本当にいるのか、 その正体は何なのか、 神と悪魔の戦いはあるのか、 その行く末はどうなるのか、ということにも 目を啓(ひら)くこととなります。 光（ 肯定エネルギー／陽）と 闇（ 否定エネルギー／陰）は、 宇宙を進化させるためにおたがいに なくてはならないものである、という 王道の哲学さえも、 大きく揺らぐことになるでしょう。 そう、意識に革命が起きるのです！ 人類がまるごと見ていた夢から 大きく目覚め、 私たちは本当の覚醒への道を 歩む時を迎えました。 このことを知ったあなたは、 もう知る前のご自分には戻れません。 さあ、覚悟はよいですか。
