2020
ティーチャーズルーム 並木良和
レムリアという言葉を聞いて、 せつないほどの望郷の想いや まばゆい憧憬を抱く人も多いのではないでしょうか。 かつて５次元世界を体現し、 太平洋に沈んだ幻の超古代文明。 その詳細を知らずとも、 また、レムリアに直接の縁がない人でも、 レムリアという言葉には、私たちの魂を癒し、 母胎のように慈愛のヴェールで優しくつつむ 音霊としての響き、光の波動があります。 愛と調和をベースに、神・女神や宇宙存在、 自然界の精霊たちと交流し、 すべてと一体となって暮らしていたレムリア人たち。 日本人は、そんなレムリア人の末裔だといわれ、 その資質は縄文文明に引き継がれました。 ここ数年来の縄文回帰ムーブメントを 起こしているのは、 その奥で復興の時を待つレムリアの胎動であり、 まさにいま、 レムリアは産声を挙げようとしています。 復興といっても、かつてのレムリアが 再来するわけではありません。 アネモネ読者の皆さまならよくご存じのように、 私たちはアトランティスという、 レムリアとは対照的な別の文明も築き、 経験しています。 端的にいえば、レムリアは、 霊性とハートに重きをおいた、 愛と調和のワンネス文明で女性的。 アトランティスは、現象と頭脳に重きをおいた、 科学と知性の個の文明で男性的。 そのいずれもが、この惑星や人類が 進化成長するために、必要なプロセスでした。 その２つの文明を統合し、新しい地球でかつてない 新たな文明を築いていくこと、 それが、これから始まるネオ・レムリア文明です。 その先鞭をつけるのが、日本人。 私たち日本人は、統合先駆けの民で、 その統合の先に、アセンションがあります。 これらのことは、人類が誕生するときから 決まっていた、神の計画です。 私たちは、何のために宇宙からやって来て、 この地球で生を受けているのか。 レムリアは、私たちの存在理由に大直結する、 とても重要な生命の鍵を秘めています。 多くの人の意識の準備が整ったいま、 これまでわけあって知らされてこなかった 計画の全貌が明かされる段階に入りました。 今回の特集は、そんな宇宙の意図に 動かされるように、種々のシンクロが重なって このタイミングで世に出るものです。 読み進めていくうちにさまざまな封印が解かれ、 きっと、断片をつないだ 一枚の大きな絵が見えてくることでしょう。 そして、かつて分かれた地球内部に住む レムリアの民や、神々、マスターたちの存在も より身近に感じられ、絆が強まり、 霊的交流が始まるかもしれません。 次元の壁を超えて、彼らとともに光と戯れ、 愛をベースに叡智を花開かせることこそ、 ひとつなる源へ向かうネオ・レムリアの始まりです。 今号が大きなアセンションステップとなることを 願い、レムリアに惹かれるあなたへおおくりします。
