2019
悠久の昔より、私たちは夜空に浮かぶ月を愛で、語りかけ、 神として崇め、願いをかけ、そして、 癒しや慰め、希望をもらってきました。 真珠を溶かしたような月の光は、 古来、詩や音楽、絵画などに謳われる一方で、 神々しさと妖しさが共存するその麗容に当てられるように、 私たちはときに心乱されてもきました。 なんという魅惑・ 蠱惑（ルビ●こわく）・幻惑…… この身魂に星々のエネルギーを受け、 天体と共鳴しながら生きている私たち。 とりわけ夜の護りを司る月は、生命の営みに直結し、 地球上に存する間、その影響を免れることは一瞬とてありません。 38万km先に静謐（ルビ●せいひつ）な銀面をたたえた、最も近い天体でありながら、 人類が知っているのは、まだまだほんの一部だけ…… ですが、アクエリアス時代※を迎えたいま、 じつは、驚くようなことがわかってきているのです。 今号では、いままで公表されていない月に関する最新情報を特集。 Part１の「月の福音」では、月の司令塔や神界からのメッセージ、 Part２の「月の正体」では、月の内部や知的生命体の存在、 Part３の「月の奇（くし）び」では、月星座の適切な解釈法をテーマに 月相のごとくさまざまな側面をもつ月の神秘や謎を解き明かし、 新時代の月との向きあい方や、その活用法をお伝えしていきます。 地球に関連する全天体が波動上昇しているいま、 月のエネルギーや地球との関わりも変わってきています。 そして、優しさや受容性、共存共栄の精神によるフラット構造という、 女性性の原理が主流になっていくこれからの時代は、 月との関係が、宇宙の流れに乗って魂次元の幸せと喜びを享受し、 目醒めた意識で生きるための鍵を握るといっても過言ではないでしょう。 少しの力で大きく飛躍できる、2万6千年に一度の好期。 さらなる光に向かう意識変容の旅を、 今月もどうぞお楽しみいただければ幸いです。 かぎりない愛と感謝と喜びとともに
